ブドウ栽培に適した気候のモルドバ南部に500haの畑を持ち、世界中にモルドバのワインと文化の魅力を発信するワイナリー。

自慢はブレンドワインで、材料となるカベルネ、メルロ、ピノノワールと、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、マスカットなどのベーシックな品種の栽培に力を注ぐ。

徹底的な品質調査と検査を重視しており、収穫時期には毎日、200-300トンのブドウをテイスティングし、こうした作業は2－3か月続くという。

一番の自信作はメルローメインのブレンドワイン「Rose de Kazayak」。

特定地域で収穫した１トンのぶどうから絞る350リットルの果汁を使い、添加物を極力減らすため、徹底的な温湿度管理の下で作るこだわりのワイン。

おいしいワインが作れる最大の秘密は醸造と化学実験室の責任者のチームワーク。

ワイン造りのあらゆる段階に入る前に2人のコミュニケーションが欠かせない。